愛知の私立高校ガイドブック2021
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⑴ 心の“豊かさ”を求めて 光ヶ丘は三河地区唯一のカトリック系ミッションスクールで、校訓「誠実・純潔・奉仕」を実践できる豊かな人格教育をめざしています。校訓の実践として、全校挙げて「ボランティア活動」に取り組んでいます。そのボランティア活動を通して生徒たちは「他人のために自分ができること」を発見し、キリスト教では「隣人愛」と呼ぶ気持ちを生徒たちは感じ取っています。また、勉強と部活動の両立をめざす生徒たちは、いつも明るい笑顔で、何事にも一生懸命取り組んでいます。そんな光ヶ丘生の「心の優しさ」「礼儀正しさ」は社会からも高い評価を受けています。⑵ 個性にあわせた学科 普通科(文理・福祉コース)と国際教養科があります。現在、女性は社会の広い分野で活躍していて、本校の生徒も多彩な進路を考えています。こうした状況に応じて、本校普通科では生徒の進路希望に応えるために「選択科目制」「英語・数学の習熟度別授業」「少人数教育」の充実に努めています。文系・理系・福祉コースの₃コース展開をし、各人の個性・興味・進路希望に応じてコース選択が可能で「環境」「福祉」「国際」「人間」「芸術」をキーワードとした進路につながる教育を実践しています。 国際化がすすみつつある現代において、本校国際教養科では国際的な感覚・教養をもった人材育成に努めています。本校では1993年度より国際コースを設置し、国際色豊かなカリキュラムを展開してきましたが、2008年度から、より専門的な国際教養科へパワーアップしました。₁.学習指導 国際教養科の「国際事情」や福祉コースの「社会福祉施設実習」などといった各学科・コースの目的に適した専門科目や、大学受験に適した選択科目制を実施しています。英語と数学は少人数の習熟度別授業を実施しており、英語ではコミュニケーション力養成のため、全クラスで毎週ネイティブの先生による授業を行っています。₂.進路指導 生徒の個性を伸ばす手厚い指導が魅力。大学・専門学校・海外進学・就職の₄分野に専属の担当者を置いて情報収集にあたるとともに、担任との密接な連携のもとで、サポート体制をとっています。英語面接を必要とする大学入試にも対応できるようにしています。2020年度入試においては、京都大学や信州大学、愛知教育大学などの国公立大学に10名以上が合格しました。また、南山大学や上智大学、早稲田大学、慶応義塾大学、津田塾大学、明治大学、同志社大学、立命館大学などの私立大学には指定校制推薦入試や一般入試などで進学しています。カトリック系の大学である上智大学へは7名、南山大学へは45名の生徒が今年度合格しました。光ヶ丘の指定校推薦枠は全国で100大学以上、合計700名以上分の推薦枠があります。₃.生徒指導 「教育相談」と「生活指導」の₂本柱の体制をつくり指導にあたっています。社会人としてのマナー、女性としての立ち居振る舞いを高校生活の中で自然と身につくよう指導しています。また、悩みがあれば気兼ねなく相談できる相談室も完備しています。119愛知の私立高校ガイドブック 2021光ヶ丘女子高等学校人の、光に。できないことなど何一つない! 光ヶ丘女子高等学校のクリスマスページェント(キリスト生誕劇)の中で、全校生によって歌われるオリジナルソング、「いっしょに」の中に生徒たちが大好きな一節があります。“今こそ新しい一歩を踏み出し いっしょに未来を描こうよ。 できないことなど何一つない。”過去にとらわれたり、将来に不安を感じたりする必要はありません。大切なのは「今」のあなたの一歩です。恐れることなく、希望を携え新しい世界への扉を開けてみましょう!校長 シスター・マリア 小林三佐子特色教育活動50School Message

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